兵庫県宅地建物取引業協会 本部

神戸支部のご案内About

ごあいさつ

会長 西口 寿雄

神戸地区協議会
会長西口 寿雄

競争から協調の時代へ

神戸地区協議会(設立時の名称は「中部懇話会」)は、昭和40年代初頭、兵庫県宅地建物取引業協会(以下「宅建協会」と総称します)の中核的組織として、神戸市内の全支部、及び三田支部を束ねる形で、創設されました。

当時、日本は、高度経済成長期を背景に、宅地開発・マンション分譲が活発化し、“住宅産業の時代”がもてはやされる一方、地価の高騰、乱開発、不透明な不動産取引等が社会問題となり、国は、新都市計画法の制定、不動産税制の強化等に乗り出し、業界においても、保証制度・保証協会の組成、宅建取引主任者の資格試験・登録制度の導入等、不動産取引業の草創期における激変の真っただ中にありました。

そんな時代背景の中で、宅建協会は、昭和36年創立以来、業界の健全な発展と、不動産取引の活性化・近代化を目指し、会員間の相互扶助、共助・協力の精神を謳い、当神戸地区協議会と共に、永年に亘り、消費者の保護と、会員の育成・資質の向上に鋭意、取り組んでまいりました。

以って、先達に学び、私たち会員は、その想いを次世代へ連綿と引き継ぐ責務を負っていると言えます。

しかしながら、昨今、通信インフラ・IT技術の普及に伴い、私たちの日常業務や営業手法が格段に進展する一方、過剰なまでの競争原理の下、業者間で売却物件獲得にしのぎを削り、両直志向、抱え込み営業等、大手・中小を問わず、旧態依然とした閉鎖的なビジネスモデルが横行し、相変わらず、不毛な業者間トラブルが後を絶たず、時として、依頼者の信頼を損なうような事案も少なからず散見されます。

斯様な状況の下、私たち神戸地区協議会では、安全安心な不動産取引の確立を事業の基本理念と定めた上で、昨年、「基本方針&中長期ビジョン」を策定いたしました。
そこでは、神戸地区協議会を構成する神戸全支部(神戸東、神戸中央、神戸西)の会員約1,500社が、良い意味で渾然一体となり、公正な競争の基、相互扶助の精神に則り、神戸における不動産業全般の活性化・近代化をこの中長期ビジョンの核心として掲げております。
併せて、次代を担う若手や入会間もない会員の皆さんが、この業界の中で共に活躍できるよう、その育成・業務支援等はもちろんのこと、会員の高齢化に伴うフォローアップ、或いは事業継承等にも、怠りなく注力してまいります。

最後になりますが、私たちは、宅建協会のような団体の活性化は、永遠のテーマであると考えます。
今がベストな体制・運営であったとしても、いずれそれは、時代の変化と共に経年劣化・陳腐化し、遂には時代遅れとなり、機能不全を起こす危険性を秘めています。
これまで当たり前とされていたこと、或いは常識みたいなものが、急速に通用しなくなっていく訳です。
新たな令和の時代において、私たちが肝に銘じるべきは、本質を見失うことなく、常に変化・変革を求め、その時代、その時節に沿った不動産業界のあるべき姿、宅建協会のありかた、支部のありかた等について、今後も真剣に問い掛け、模索・探究していくことが、不動産業界のさらなる発展に繋がるものと確信しております。

神戸地区協議会とは?

神戸地区協議会は、兵庫県下の全不動産業者の約80%(4,600余社)が加盟する団体、ハトのマークでお馴染みの一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会(以下「宅建協会」と総称します)の中核的組織として創設され、既に50有余年歴史を誇ります。

当協議会は、県下14支部の内、神戸東、神戸中央、神戸西の3支部(神戸市全域)で構成されており、神戸市内の不動産業者約1,500社を擁します。

ちなみに、宅建協会は、国内47都道府県の全てに協会本部を置く全国組織であり、
兵庫県同様、全国の不動産業者の80%、約10万社の会員を擁する国内最大の不動産ネットワークを有する団体です。

基本方針と中長期ビジョン

1

神戸の不動産業全般の活性化に取り組み、会員のビジネスチャンス・活躍の場を探求する。

  • 2

    宅建業界の地位向上を念頭に、
    公益に資する社会貢献活動を継続・推進する

    1. 県・神戸市・県警・消防等との信頼関係を再構築し、連携事業の拡充に努めます。
    2. 国、県会、市会、所轄行政に対し、積極的に政策提言、改善・要望等を上申します。
    3. 公益目的事業を推進し、協会の社会的地位の向上と会員への啓蒙活動に注力します。
  • 3

    会員に対する有益なサービス、
    業務支援事業・ツールを創出・提供する

    1. 常に新規事業を模索すると共に、既存事業の検証・見直しを適宜、行います。
    2. 兵庫宅建(株)を活用した会員のメリット・業務支援ツールを企画・立案します。
    3. 所轄官庁との情報交換を密にし、最新の情報を遅滞なく周知します。
    4. 3支部の事務局が提供する会員サービスを検証し、質の均衡・平準化を図ります。
    5. より有益な情報交換につながる会員間交流の機会を設けます。
    6. 実効性のあるエンドユーザー向けPR活動を行います。
  • 4

    健全且つ安定的の財務基盤を確立する

    1. 財政を抜本的に見直し、重点項目を精査の上、メリハリのある予算を編成します。
    2. 客観的な視点から妥当性を検証し、合理的且つ適正に予算を配分・執行します。
    3. 新規入会の促進を図り、同時に退会の抑制にも留意します。
  • 5

    組織力を整備・強化する

    1. 各支部事務局の業務につき、3支部間で相互に支援・補完できる態勢を整えます。
    2. 役員・職員の意識改革・コンプライアンスの徹底を図り、組織統治を強化します。
    3. 会員間の相互扶助意識を再興し、会員が共に活躍できる業界を目指します。
    4. 当協議会の活動の意義と成果を会員にアピールし、各種事業への参画意識を高めます。
    5. 各支部の自主運営を尊重しつつ、時代に沿った組織のあり方、制度改革を模索します。
    6. 青年部会活動を通じて、会員増強と次世代を担う優秀な人材の発掘・育成に努めます。

起草 2018(平成30)年5月10日

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「不動産業は、次代のまちをつくる仕事です!」

我が国の土地・建物等、不動産の持つポテンシャルは、真に崇高なものであり、今日まで時代の変遷と共に、新たな価値を見出すことで有効活用され、元気なまちを創り出して来ました。

そんな魅力ある不動産業の新規開業をお考えのあなた!、全国の不動産業者の80%超、約10万社が加盟する我が国最大規模の「宅建協会のネットワーク」を活用でき、会員の様々な日常業務をサポートし、充実したプログラムを提供する兵庫県宅建協会の神戸3支部(神戸東、神戸中央、神戸西)へどうぞ安心して、ご入会くださいますよう、心よりお待ち申し上げております。

アクセス


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所在地
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